葬儀の知識

【4月の葬儀】転勤・引っ越し中に訃報が来たら?参列できない場合の対応とマナー(香典・弔電・後日弔問)

2026/2/9作成

2026/2/9更新

月は、転勤や異動、入学などに伴い、引っ越しが集中する時期です。 そんな中で突然訃報が届き、「どうしても葬儀に参列できない」という状況に直面することもあるのではないでしょうか。 そのような場合でも、香典や弔電を送ったり、後日ご自宅へ弔問に伺ったりすることで、弔意を伝えることは可能です。 そこで今回は、やむをえず葬儀に参列できない場合の正しい対応や、参列の代わりに送る香典・弔電、後日訪問する際のマナーについて解説します。

目 次

転勤・引っ越し中に葬儀へ参列できないこは珍しくない

新しい生活がはじまる4月は、何かと忙しい時期です。

特に、転勤や異動で引っ越しを伴う場合には、「引っ越し作業と葬儀日程が重なっている」「現住所から葬儀会場が遠方」などの理由から、葬儀へ参列できないことも珍しくありません。

また、「辞令直後で業務の引き継ぎが重なっている」「異動初日や着任直後で休みを取りづらい」といった業務上の都合もあるでしょう。

最近は、ご遺族側もそのような事情があるということを理解しているケースがほとんどなので、無理をしてまで参列する必要はありませんが、参列できない場合は、ご遺族に失礼のない対応を心がけることが大切です。

葬儀に参列できない場合の「欠席の連絡」の伝え方

欠席の連絡をする際は、あまり詳細に伝えすぎると、かえって言い訳がましく聞こえてしまう可能性があるため、なるべく簡潔に事情を説明しましょう

「転勤の都合でどうしても参列が叶わず、申し訳ありません」「やむを得ない事情によりご葬儀に参列できず、誠に申し訳ございません。」などといった伝え方で充分です。

また、同時に「ささやかではございますが、別途香典をお送りさせていただきましたので、ご霊前にお供えください」といったように、別の方法で弔意を伝えたいという意思表示もできるとよいでしょう。

葬儀に参列できないときの基本的なマナー

会場が遠方であったり、業務上の都合であったり、体調不良や家庭の事情などで、葬儀に参列できないことはよくあることです。

こうした状況で無理をしてまで参列することは、必ずしも最善とは言えません。むしろ、後日落ち着いて、丁寧にお悔やみの気持ちを伝えた方が、かえってご遺族にとっても負担が少ないこともあると思います。

葬儀に参列できない場合の「お悔やみの気持ちの伝え方」

やむをえず葬儀に参列できない場合は、「香典」や「弔電」、「後日の弔問」といった形で、改めて弔意を伝えることができます。

参列できないこと自体は失礼ではありませんが、何もせずに終わらせてしまわずに、状況に応じた形で弔意を伝えられるとよいでしょう

参列できない場合の対応① 香典の渡し方

葬儀に参列できない代わりに「香典を渡す」ことで弔意を示すことができます。

この場合、まず確認したいのが、「ご遺族が、香典を辞退していないか」です。特に、家族葬など参列者を限定する葬儀の場合には、事前に案内状や訃報連絡で、香典辞退の意向が示されていることが多いのですが、その場合、香典をお渡しすることは失礼にあたってしまいます

辞退の意向がないのであれば、基本的には香典をお渡しして差し支えないでしょう。

香典の渡し方のマナーと注意点

香典を渡す方法としては「郵送する」「代理人に預ける」「後日弔問時に直接渡す」の3通りがあります。

もし、親族や会社関係者など、確実に葬儀に参列する人が身近にいて、その方に代理人を頼む場合、香典袋にはご自分の名前を書くようにしましょう。また、行き違いを防ぐためにも、代理人が香典を手渡す際に「代理であること」をひとこと伝えてもらうと安心です。

香典を郵送する時のマナー

香典を郵送する際は、必ず現金書留で送るのがマナーです。

通常の封筒や簡易書留で送ることは失礼にあたってしまうため注意しましょう。また、ご遺族が確実に受け取れるよう、事前に到着日を連絡しておくと丁寧です。

【不祝儀袋の選び方】
香典は、コンビニなどで販売されている不祝儀袋に現金を包んで送ります。裸のまま現金書留に入れることは避けましょう。

不祝儀袋の水引は、仏式であれば「黒白または双銀の結び切り」が一般的です。

また表書きは「ご香典」とするのが無難でしょう。「御霊前」も一般的ですが、忌明け後にお送りする場合は「御仏前」とします。また、浄土真宗の場合は香典をお送りする時期に関わらず「御仏前」とするのがマナーです。

【宛名と送付先】
宛名は「喪主様」もしくは「〇〇家ご遺族様」とするのが一般的です。

葬儀後であれば、ご自宅にお送りしますが、葬儀当日に間に合うのであれば、葬儀会場に送るという方法もあります。葬儀会場に送る場合は、会場によっては現金書留の受け取りに対応していないケースがあるため、必ず送ってもよいか事前に確認しましょう。

【送付状】
お送りする際には、簡単な送付状を同封すると丁寧です。

「お悔やみの言葉」「参列できなかったことのお詫び」「香典を同封したこと」「ご家族を気遣うひとこと」を手短にまとめて香典に添えて送りましょう。

以下の例文を参考にしてください。


例)
このたびはご逝去の報に接し、心よりお悔やみ申し上げます。

本来であれば直接お伺いすべきところ、転勤(引っ越し)の都合により参列がかなわず、誠に申し訳ございません。

ささやかではございますが、香典を同封いたしましたのでお受け取りください。

ご家族の皆さまのご心痛をお察し申し上げ、謹んで哀悼の意を表します。


【送るタイミング】
葬儀会場に送る場合は、通夜や葬儀の開始前に届くようにしましょう。式が終わった後に届いてしまうと、ご遺族が受け取れない可能性があるため注意が必要です。

また、葬儀後に送る場合は、葬儀が終わってから数日〜1週間以内を目安に送りましょう。あまり早すぎても、ご遺族の負担になってしまう場合があるため注意が必要です。

【香典を辞退されている場合】
香典を辞退されている場合、香典の代わりに供花や供物を送ることで弔意を示す方法もあります。供花や供物も辞退されている場合は、弔電をお送りするか、後日お悔やみの手紙を送るのが一般的です。

辞退されているにも関わらず、無理に香典をお渡しすることはかえって失礼になってしまうため避けた方がよいでしょう。

参列できない場合の対応② 弔電の送り方

葬儀に参列できない代わりに、「弔電(ちょうでん)」という形で電報を送ることができます。インターネットやNTTの電話受付(115番)などから手配して、葬儀会場に送る方法が一般的です。

香典と弔電を両方送ることもありますし、ご遺族が香典を辞退されている場合などに、香典に代わる方法として弔電が選ばれることもあります。

【送るタイミング】
弔電は、葬儀の場で司会者に読み上げられたり、受付に並べられたりするものなので、お通夜や葬儀の開始前には、葬儀会場に着くように送ります。

【宛先】
基本は喪主宛に送りますが、わからない場合は、「〇〇(故人名)様 ご遺族様」としても問題ありません。

【弔電の文例】
弔電は、できるだけ簡潔に、個人的になりすぎない内容でお送りしましょう。また、葬儀などの場で「忌み言葉」として避けられている「重ね言葉」(ますます、いよいよなど同じ言葉を重ねて使う言葉)や「死を連想させる言葉」などは、使わないように気をつけるのがマナーです。


例)
ご逝去の報に接し、心よりお悔やみ申し上げます。
ご生前のご厚情に深く感謝し、謹んで哀悼の意を表します。
ご家族の皆様のご心痛はいかばかりかと拝察いたします。
どうか安らかにお眠りください。


 

参列できない場合の対応③ 後日弔問

葬儀に参列できない代わりに、後日ご自宅に弔問するという形で弔意を伝えることができます。また、弔問の際には、香典を持参するのが一般的です。

ただし、ご遺族が弔問や香典を辞退している可能性もあるため、事前に連絡をし、先方のご都合を確認してから伺うようにしましょう

また、当日は長居はせず、手短に切り上げるのがマナーです。

【後日弔問のタイミング】

葬儀後のご自宅弔問は、ご遺族が葬儀の事後処理などで慌ただしい葬儀直後は避け、葬儀後3日後〜四十九日(忌明け)までの間に伺うのが一般的です。

しかし、四十九日をすぎてしまった場合でも失礼にはあたりません。

ただし、その場合は、持参する香典の表書きが「御霊前」ではなく「御仏前」となることに注意しましょう。(「御香典」であれば時期や宗派に関わらず使用できます)

また、四十九日の忌明けを一区切りとして弔問や香典を遠慮したいと考えるご遺族もいるため、事前確認は必須です。

【後日弔問の服装マナー】

葬儀後のため、喪服である必要はありませんが、黒・紺・グレーなどダークカラーのスーツやワンピースを選びましょう。どんな間柄であっても、ラフな格好は相手に対して失礼になってしまうため、落ち着いた服装を心がけるのがマナーです。

迷ったら葬儀社に相談しよう

香典や弔電、弔問の可否などについてご遺族に直接確認できず、判断に迷う場合は、葬儀社に相談するという方法もあります。

ご遺族が依頼している葬儀社であれば、ご遺族の意向を把握している可能性が高く、「香典を郵送してもよいか」「弔電はどこに、いつ送ればよいか」「葬儀後にご自宅へ弔問しても差し支えないか」といった点について確認してもらえることがあります。

葬儀に参列できない場合でも、お悔やみの気持ちは届けよう(まとめ)

月は転勤や異動などで新生活がはじまる時期のため、引っ越しや業務の都合で、やむをえず葬儀に参列できないといった事態も起こりやすいです。そんな時は無理をせず、香典や弔電、後日の弔問など、別の形で弔意を伝える方法を検討しましょう

大切なのは形式よりも、気持ちです。事情に応じた無理のない方法で、故人やご遺族を思う気持ちを丁寧に伝えることが、何よりの弔いになるのではないでしょうか。

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