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0120-554-2622025/8/15作成
2025/8/20更新
大切な方を亡くされた際、お通夜や葬儀・告別式の後に、火葬が執り行われることが一般的です。火葬場では火葬が行われるだけではなく、納めの式や収骨といった儀式も行われます。 今回は、火葬場で行われる儀式の流れや、火葬の待ち時間の過ごし方を解説します。火葬場のマナーや注意点についても触れていますので、これから火葬に参列する喪主やご遺族、ご親族の方などは、ぜひ参考にしてください。
目 次
一般的には、葬儀・告別式の後に火葬が行われます。葬儀式場と火葬場は別の場所にあることが多いため、火葬に参列する方々は、葬儀式場からマクロバスやタクシーなどで火葬場に向かうことになります。
ここでは火葬場に到着後の流れを解説します。
火葬場に到着したら、まず受付を済ませます。
この時、「火葬許可証」を火葬場のスタッフに提出する必要があるため、忘れずに持参しましょう。
もし、火葬許可証の申請を葬儀社が代行した場合は、葬儀社が持参し提出してくれることが多いです。心配な方は、事前に葬儀社に確認しておきましょう。
ちなみに、万が一火葬許可証を忘れてしまった場合、火葬を行うことができなくなってしまうため注意が必要です。
その後、参列者が炉前に集まり、僧侶による読経と参列者による焼香を行いますが、この儀式を「納めの式」といいます。
すべての参列者が焼香を終えたら、棺の蓋を開けて故人との最期のお別れを行います。副葬品などがあればこのタイミングで棺に納め、再び棺の蓋を閉めます。
その後、棺が火葬炉の中へと運ばれていきます。
すべての準備が整ったら、火葬炉の点火となります。点火ボタンは喪主が押す場合もあれば火葬場のスタッフが推す場合もあります。喪主の方は自分が押す可能性があることを念頭に置いておきましょう。
火葬が始まったら、参列者は、火葬終了まで控え室等で過ごすことになります。
控え室での過ごし方については、次章を参考にしてください。
火葬が終わり、火葬場のスタッフから収骨室に集まるよう案内があったら、皆さんで収骨室に移動します。 収骨室では、故人のお骨を2人一組になって骨壷に収める「収骨(拾骨)」が行われます。
収骨では、参列者一人一人が箸を持ち、2人で一つのお骨を掴んで骨壷に収めていく作業を行いますが、骨の拾い方や箸の材質などには、地域差や宗派による違いがあるため、基本的には火葬場のスタッフの案内に従って行いましょう。
収骨が終わったら、骨壷と埋葬許可証を受け取って、火葬場を後にします。
火葬後に精進落とし(会食)を行う場合は、精進落としの会場へみなさんで移動しましょう。
精進落としを行わない場合は、事前にその旨を参列者全員に伝えておいた上で、精進落としの代わりにお弁当や引き出物を用意してお渡しします。この時僧侶の分のお弁当をご用意することも忘れないようにしましょう。
お通夜や葬儀・告別式を省略し、直接火葬場で最後のお別れをする「直葬・火葬式」の場合、宗教儀式を省略しているため「納めの式」は行われないことが多いです。
ただし、僧侶をお呼びして読経してもらったり、最後のお別れの際に棺に花を手向ける「花入れ」を行える場合もあるため、希望があれば事前に葬儀社に相談しておきましょう。
また、直葬・火葬式では精進落としも行わないことが多いため、収骨の後、火葬場にて散会となることが一般的です。
火葬にかかる時間は、1時間前後です。ただし、これはあくまでも目安で、実際は、故人の体格や火葬場の設備能力などによって変わります。また、棺に入れる副葬品が多かった場合などには、その分時間がかかってしまうこともあるでしょう。
火葬に要する時間と、納めの式や収骨に要する時間を考慮して、火葬場での滞在時間は賞味2時間前後が目安となります。スケジュールを組む際は、2時間を目安に考えるとよいでしょう。
火葬の待ち時間は、控え室や待合ロビー等で、故人との思い出を語りあったり、お茶やお菓子を食べて一息ついたりして過ごします。
火葬場に控え室がある場合は、控え室で過ごすことが一般的です。 控え室は予約制で有料となる場合が多くなっています。
喪主やご遺族は、参列者の人数を考慮して事前に控え室を押さえておきましょう。
また、控え室でゆっくりと過ごしてもらうために、事前にお茶やお菓子も用意しておくとよいでしょう。ちなみに、茶器やお茶は火葬場に用意されていることも多いので、気になる方は事前に控室の備品を確認しておきましょう。
火葬場によっては控え室がない場合もあります。その場合は、待合ロビーで過ごします。もし、ロビーが飲食可能であれば、軽食や飲食をしながら過ごすこともできます。
火葬場に売店があれば、そこでお菓子などを買うことも可能です。
火葬場に喫茶店が併設されている場合は、そこで飲食をしながら待ち時間を過ごすことも可能です。
精進落としは、葬儀後に、参列者への感謝の気持ちを込めて行う会食の席ことです。通常は火葬後に行われることが多くなってますが、火葬の待ち時間を利用して控え室で行うことも少なくありません。
その場合は、火葬時間に合わせたスケジュールで、仕出し弁当や懐石料理などを手配しておきましょう。
火葬場では、以下のマナーに気をつけましょう。
火葬場は予約制のため、遅刻は厳禁です。火葬場へは葬儀式場からの移動が伴うことも多いため、交通渋滞などのリスクも考え、余裕を持ったスケジュールを組みましょう。
火葬は、基本的に葬儀・告別式と同日に行われるため、火葬場での服装は喪服となります。
ただし、直葬・火葬式の場合で、遺族から「平服でお越しください」などのご案内があった場合は、略喪服で参列しましょう。
略喪服とは、男性は黒・グレー・紺など控えめな色合いのスーツ、女性は黒・グレー・紺など控えめな色合いのワンピースやアンサンブル、スーツなどのことをいいます。平服=普段着ではないので、ジーンズなどで参列しないよう注意しましょう。
基本的に飲食可能な火葬場が多いですが、火葬場によっては飲食禁止の場合もあるため、事前に火葬場のルールを確認しておくと安心です。
お通夜や葬儀・告別式が行われる会場での写真撮影は可能な会場が多いですが、火葬場に関しては、撮影が原則禁止となっています。火葬場では、同じ時間に火葬をする他家の方々も多くいらっしゃる場所でもあるため、撮影は控えるようにしましょう。
火葬場は公共施設でもあり、他家のご遺族も多くいらっしゃるためなるべく静かに過ごしましょう。
特に小さいお子さんをお連れの場合は、絵本やおもちゃ、おやつなどを持参し、静かに過ごせるよう対策をしておくことをおすすめします。
火葬場は、故人を偲び冥福を祈る厳かな場でもあるため、携帯はマナーモードにするか電源をオフに設定しておきましょう。
火葬場では、故人との思い出やエピソードを語り合ったり、心を落ち着かせて静かに過ごすことが大切です。また、当日慌てずに対応できるよう、火葬場で行われることの流れを事前に把握しておくと安心です。
火葬場での過ごし方や待ち時間については、葬儀社に相談すると、より詳しい情報やアドバイスをもらえることがあります。
さがみ典礼では、豊富な知識や経験に裏付けされたスタッフが、お客様のご葬儀へのご不安や疑問に寄り添えるよう、24時間365日無料でご相談を承っております。
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