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2025/12/24作成
2025/12/24更新

冬場は雪や大寒波など天候リスクの多い季節です。しかし、そんな時でも葬儀は予定通り行われることがほとんどです。寒い冬の葬儀を乗り切るためには、防寒対策が必須です。 そこで今回は、マナー違反にならない冬の葬儀の防寒対策をご紹介します。 「雪の日の靴はどうする?」「防寒はどこまでならOK?」などの疑問にもお答えしていきますので、ぜひ参考にしてください。
目 次
まず、葬儀当日に雪や大寒波など、特別な天候条件が重なってしまった場合、以下の点に注意しましょう。
雪や大寒波などの特別な天候下では、交通機関の乱れや、転倒などのトラブルも起きやすいです。「通常よりも少し早めの行動」を心がけることで、遅刻や事故などを防ぐことができます。
万が一遅れる場合は、「遅れるかもしれない」と感じた時点で、早めに一報を入れましょう。その際、喪主やご遺族は当日対応などで余裕がない可能性が高いため、式の進行を把握している葬儀社に伝えることが適切です。
「大事な葬儀に遅れてはいけない」と慌ててしまうと、思わぬ事故の元になります。ただでさえ安全対策が肝心な大雪の日などには、無理をしないことが大切です。どうしても交通事情等で会場にたどり着けない場合は、後日弔問に伺うことで弔意を示すこともできますので、葬儀には欠席するという選択肢も検討しましょう。
葬儀に参列する靴といえば、男性は、ストレートチップやプレーントゥの内羽根式、女性はヒール3~5cm程度のラウンドトゥやスクエアトゥのパンプスで、いずれも光沢のない黒色のものを選ぶのが一般的です。
しかし、大雪や路面の凍結時には、移動中の安全を確保するために、移動時は長靴や防水ブーツを履いて、会場で履き替えるといった対応が求められます。移動用の靴の選び方は以下の通りです。
【移動用の靴の選び方】
色やデザイン:黒・紺・グレーなど落ち着いた色の無地のもの。
派手な色、カジュアルすぎるデザインはなるべく避ける。
その他の特徴:滑り止め・防水機能のあるものを選ぶ。
移動用の靴は、会場の入り口手前で脱いで履き替えるのがマナーです。水滴で会場が濡れてしまうと思わぬ転倒事故などにつながってしまう危険があるため、靴を入れるビニールなどを持参して履き替えましょう。
履き替えた靴は、クロークや受付で預かってもらえることが多いですが、万が一預ける場所がない場合は、スタッフに断りを入れた上で、床が濡れないよう注意しながら会場内に持ち運びます。
コート選びもカジュアルすぎず、ダークカラーの無地コートを選ぶことが重要です。生地がシンプルなデザインでも、ボタンが金や銀などの派手なコートは避けた方がよいでしょう。
また、レザージャケットや毛皮、ダウンジャケットは「殺生」を連想させるため葬儀には適していません。最近は、ダウンの着用は許容範囲とされる傾向にはありますが、不快に思う方もいらっしゃるということを知った上で判断しましょう。
そして、コートを脱ぐタイミングは、靴と同じで会場に入る前です。コートを着たまま斎場内に入ることはマナー違反となってしまう可能性があるので注意しましょう。コートは入り口の手前で脱ぎ、会場内にクロークがあれば預けます。もし預けられなければ、手荷物として場内に持ち込んでも問題はありません。
靴と同じく斎場の床を濡らしてしまわないよう、コートに水気がついている場合は、タオルなどで拭き取ってから会場に入るようにしましょう。もし、レインコートを着用されている場合はビニール袋に入れて管理します。
マフラーや帽子、手袋といった防寒小物を、移動中に身につけることも問題ありません。ただし、ダークカラーの無地または控えめなデザインのものを選び、ファー付きのものや派手なデザイン、ニット帽などのカジュアルすぎるものは避けるようにしましょう。白やベージュも落ち着いた色ではありますが、基本的には明るい色に分類されるため避けるのがマナーです。
また、会場内での防寒小物の着用はマナー違反となるため、入り口で外してコートと一緒にクロークに預けるか、バックに入るようならしまっておくようにしましょう。
会場内では、”外から見えない防寒”が効果的です。
・インナーで防寒する
最近はアウターに響きにくいヒートテックなど薄手のインナーも増えています。喪服の下にそのようなインターを着用することで会場内でも温かさを保つことができます。
ただし、インナーを着用する際は、襟元や袖口からはみ出ないように気を付けることが大切です。
最近は、発熱素材のタイツやストッキングも市販されています。通常、葬儀では30デニール程度のストッキングを着用しますが、雪などで寒い時期は、60デニール程度までなら許容範囲とされています。また、外から見えないインナーソックスを重ね履きするなどの対応も有効です。
ポケットカイロをスーツやジャケットのポケットに忍ばせたり、貼るカイロを腰や足元に
貼っておいたりするのもよいでしょう。ただし外から見える位置に貼ることやカイロが振動でカサカサ鳴ってしまうような使い方は避けるようにしましょう。
会場内で、黒い薄手のカーディガンを着用することもマナー違反にはなりません。
ワンピースタイプの喪服なら上に、ジャケットタイプの喪服ならジャケットの下に着用します。ただし、和装にはカーディガンは合わないため避けた方がよいでしょう。
通常の葬儀の持ち物に加えて、冬の葬儀では、雪や雨の時にはタオルや替えの靴を入れるビニールが必要になります。またカイロを持参するなどの防寒対策も必要です。
ここでは、冬の葬儀の持ち物をチェックリスト形式でご紹介します。
【一般的な持ち物】
□ 数珠
□ ハンカチ(替えがあると便利)
□ティッシュ
□財布
□携帯
□ 香典と袱紗(雨や雪の日は防水の袋・ケースがあると安心)
【あると安心なもの】
□替えのストッキング
【雨や雪、冬場ならではの持ち物】
□ 会場用の黒い靴
□ビニール袋
□ タオル(靴やコートの水分対策)
□ 滑り止め(靴用・簡易タイプ)
□ カイロ
□膝掛けなど
寒さの厳しい冬場の葬儀は、ご自身の体調も管理しながら参列することが重要です。
万が一、大雪や大寒波などの悪天候が重なってしまった場合は、「早めに家を出る」「防寒対策を強化する」「無理をしない」などの対応が必要になります。
ご自身の安全や体調を守るために、必要な持ち物をそろえて、充分な防寒対策をしていきましょう。防寒対策をする際は、喪主やご遺族に失礼にならないよう、お伝えしたマナーの範囲内で行うことが大切です。
関東・東北エリアに231カ所の施設をご用意し、地域密着の葬儀を60年以上・年間52,000件以上お手伝いしている「さがみ典礼」では、豊富な地元での経験と実績に基づき、故人およびご遺族のご意向と地元の慣習の両方にそった形で、ご家族がお亡くりになられた直後から、お客様に寄り添い、ベストなお葬式のかたちを実現できるようお手伝いさせていただきます。
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