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2026/5/20作成
2026/5/19更新

夏の葬儀では、汗や熱中症対策の観点から、つい服装を崩したくなってしまうかもしれません。しかし、マナーの範囲内でないと失礼に当たってしまいます。 そこで今回は、「夏でも失礼にならない葬儀の服装選び」と「暑さ対策のポイント」を解説します。 「半袖でもいい?」 「ジャケットは必須?」 など夏の葬儀の服装で「よくある質問」にもお答えします。
目 次
葬儀は、故人を弔うための場です。そのため参列する際の服装は、基本的には季節を問わず「準喪服」となります。
準喪服とは、正喪服の次に格式の高い喪服で、男性は「光沢のない黒のブラックスーツ」、女性は同じく「光沢のない黒のブラックフォーマル」が基本となります。
喪主・遺族・一般参列者などが着用する喪服で、一般的に喪服というと、準喪服を指すことが多いです。
夏の葬儀では、涼しさを優先しつつ露出は控えるのがマナーです。
清潔感があり、控えめな服装を心がけましょう。
夏の葬儀に参列する際にふさわしい男性の服装をご紹介します。
【夏の葬儀に参列する男性の服装】
・光沢のない黒のブラックスーツが基本
・ワイシャツは、白無地の長袖シャツが望ましい
・ネクタイは、光沢のない黒無地
・ベルトは、黒無地の目立たないデザイン
・靴下は、光沢のない黒無地
・靴は、光沢のない黒の紐靴(ストレートチップ)が基本
・結婚指輪と時計以外の装飾品は避ける
夏の葬儀に参列する際の男性の服装は、光沢のないブラックスーツが基本です。
また、葬儀の場では、式中はジャケット着用がマナーです。ただし、最近は熱中症対策もあるため、移動中や待機中はジャケットを脱ぐなど無理をしすぎない対応を心がけましょう。
暑さ対策として、夏用の通気性のよい素材を選ぶなど工夫するとよいでしょう。
スーツの中には白無地・長袖のワイシャツを着用するのが基本です。
ただし、式中にジャケットを脱がないのであれば、暑さ対策として半袖にすることは問題ありません。
ネクタイや靴下、ベルトなどの小物も、すべて黒無地のものを選びましょう。
ベルトは2.5cm~3.5cm程度の幅のものを目安に太すぎず細すぎないもので、バックルは黒またはシルバーの控えめなデザインのものを着用するのがマナーです。
葬儀の場では、華美な装いを避けるのがマナーです。そのため、アクセサリーは、基本的には結婚指輪のみです。
時計はつけても問題ないとされていますが、スマートウォッチや派手なデザインのものは避け、目立ちにくい黒色のベルトのシンプルなデザインの時計を着用しましょう。
葬儀の際に着用する男性の靴は、黒いツヤ消しの控えめな紐靴を選びましょう。
つま先のデザインはストレートチップまたはプレーントゥがよいとされています。反対に、装飾の多いウイングチップやローファーなどはフォーマルな場ではマナー違反とされています。
また、光沢のあるエナメル素材や、黒でもアニマル柄の型押しのあるもの、ローファーなども避けるのがマナーです。
暑い季節でも、素足は避け、靴下を着用するのがマナーです。もちろん、サンダルやスニーカーなどカジュアルな靴はマナー違反になります。
また、夏は汗をかきやすいため、においを気にする方も多いと思います。しかし、葬儀の場では強いフレグランスは好ましくないため、香水などは避け、制汗剤を利用する場合も、無香料のものを選ぶようにしましょう。
次に、夏の葬儀に参列する際にふさわしい女性の服装をご紹介します。
【夏の葬儀に参列する女性の服装】
・ブラックフォーマルが基本
・靴は光沢のない黒無地のパンプス
・ストッキングは薄手の黒
・アクセサリーは結婚指輪とパール以外はNG
・マニキュアや華美なメイクは避ける
夏の葬儀に参列する際の女性の服装は、ブラックフォーマルが基本です。葬儀におけるブラックフォーマルとは、光沢のない黒無地のワンピースやアンサンブルを指します。
ワンピースやアンサンブルは、膝や肘が隠れる長さのものを選びましょう。
最近は、猛暑の影響もあり、夏に半袖や五分袖の喪服を選ぶ方も増えています。
葬儀はフォーマルな場なので、本来はジャケット必須とされていますが、 近年は熱中症対策もあり、夏の暑い日はジャケットなしでもよしとするケースも増えてきました。
ただし、肘が見えるデザインの喪服の場合、特に、式中や読経中、焼香の際などにはジャケットを着用した方が安心です。
また、会場は冷房が効いていて寒いことも考えられるため、冷房対策としてもジャケットは準備しておくことをおすすめします。
夏の葬儀での女性の靴は、光沢のない黒色のパンプスが基本です。ヒールは3〜5cm程度のものを選びましょう。
素材は、「布またはマットな革素材」「光沢を押さえた合皮素材」などで、装飾のないシンプルなデザインのものが適しています。
また、光沢のあるエナメル素材や、黒でもアニマル柄の型押しのあるもの、カジュアル感の強いローファーなどは、フォーマルな場では相応しくないとされているため避けたほうがよいでしょう。
夏でも女性はストッキングを着用するのがマナーです。
葬儀では、光沢のない30デニール程度の薄手の黒ストッキングを着用しましょう。
暑さ対策として「夏用」「冷感タイプ」などを選ぶことをおすすめします。
葬儀の際は、華美な装飾はマナー違反となってしまうため、結婚指輪とパール以外のアクセサリーは避けるのがマナーです。
パールのピアスやイヤリング、ネックレスは着用してもよいとされていますが、二連のものは「不幸が重なる」ことを連想させるため、一連のものを選びましょう。
ノースリーブやシースルーの素材は、夏の装いでよく見られますが、葬儀の場では避けた方がよいでしょう。
また、ミュールやサンダルなどかかとのない靴は、フォーマルな場ではふさわしくありません。
夏の葬儀にお子さんが参列する際は、制服がある場合は制服を着用するのがマナーです。
学生の場合、ローファーを制服としている学校も多いと思います。その場合のローファーはマナー違反には当たりません。
また、制服のない小学生や未就学児の場合、黒・紺・グレーなどの地味な色合いの服装を着用しましょう。その際は、熱中症対策優先で、無理な我慢をさせない服装を心がけることが大切です。
夏の葬儀では、冷感インナーなどを着用し、見えないところで暑さを軽減する工夫が必要です。
移動中は、熱中症予防に日傘や首に巻く保冷剤、携帯扇風機などを活用するのも効果的です。
持ち物としては、汗拭きシートや制汗スプレー、替えのインナーやストッキングなどがあると、いざというときに安心です。
ちなみに、制汗スプレーは無香タイプのものを選ぶのがマナーです。
夏の葬儀の服装は、きちんとマナーを守りつつも暑さ対策ができる服装がポイントになります。
そのため、「通気性」「軽量生地か」などを基準に夏用ブラックフォーマルを選ぶ方も多いです。
裏地が少なく、蒸れにくいものがよいですが、薄すぎて透けてしまうものは避けるようにしましょう。
その上で、「自宅で洗えるか」「シワになりにくいか」も、汗をかきやすい夏の喪服選びには重要なポイントになります。
購入の際には「ウォッシャブル加工」「防シワ加工」「洗濯機対応」などの表記があるかも参考にするとよいでしょう。
お通夜の場合は、「急いで駆けつけた」ことがわかるように、地味な色合いの平服でも失礼には当たらないとする考え方もあります。
ただし近年は、お通夜でも葬儀・告別式と同様に準喪服を着用することが一般的になりつつあります。
地域やご家庭によって考え方が異なる場合もあるため、迷った際は、ご遺族や葬儀社に確認すると安心です。
家族葬のような身内中心の葬儀では、事前に「平服でお越しください」と言う案内がある場合があります。
特に夏場は、「暑いから普段着でもよいの?」と思ってしまいがちですが、葬儀における「平服」は、「略喪服」を意味しており、Tシャツにジーンズのようなカジュアルな服装を指すわけではありません。
そのため、男性は黒・紺・グレーなど落ち着いた色合いのスーツ、女性は、同じく黒・紺・グレーなどの落ち着いた色合いのワンピースやアンサンブルを着用しましょう。
平服だからといって露出の多い服装、透け感のある服装、ミニ丈のスカートなどはマナー違反となるためふさわしくありません。
近年の猛暑の影響で、夏の葬儀はますます暑さを凌ぐ工夫が必要になっています。
故人を偲ぶ気持ちから、過度にマナーを意識しすぎて体調を崩してしまっては本末転倒です。そうならないためにも、夏の葬儀には、体調管理とマナーを両立した服装選びが重要になります。
故人との最期の時間を心置きなく過ごすためにも、基本的なマナーを押さえつつ、ご自身が快適に過ごせるよう、事前に工夫しておきましょう。
関東・東北エリアに231カ所の施設をご用意し、地域密着の葬儀を60年以上・年間52,000件以上お手伝いしている「さがみ典礼」では、豊富な地元での経験と実績に基づき、故人およびご遺族のご意向と地元の慣習の両方にそった形で、ご家族がお亡くりになられた直後から、お客様に寄り添い、ベストなお葬式のかたちを実現できるようお手伝いさせていただきます。
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