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2026/10/21作成
2026/10/28更新

年忌法要は、故人を偲ぶ大切な機会です。しかし、年を重ねるごとにいつまで続けるべきなのか迷われる方も多いのではないでしょうか。 三十三回忌を弔い上げとする考え方もよく耳にしますが、年忌法要を終える時期に明確な決まりはありません。近年は、法要の規模を縮小したり、回数を減らしたりするケースもあり、年忌法要をいつまで行うかはご遺族や菩提寺の考え方、地域の慣習によっても異なります。 そこで今回は、年忌法要をいつまで続けるのか、十三回忌・十七回忌・三十三回忌の意味や弔い上げの考え方、法要を終える際の注意点について解説します。
目 次
年忌法要は、三十三回忌や五十回忌までを節目として終える考え方がよく知られています。しかし、年忌法要を終える時期に明確な決まりはなく、宗旨・宗派や地域の慣習などによってもさまざまです。
そのため、すべてのご家庭が、年忌法要を三十三回忌や五十回忌まで行わなければならないというわけではありません。
菩提寺の考え方やご家族、ご親族の意向などを踏まえて決めることが大切です。
そもそも年忌法要とは、故人の命日に合わせて、決められた節目ごとに営む宗教儀式です。僧侶による読経などで故人を供養し、冥福を祈る追善供養の意味合いがあります。
一周忌から五十回忌までの主な年忌法要は、次の通りです。
【年忌法要】
一周忌:亡くなった翌年(満1年目)
三回忌:亡くなってから2年後(満2年目)
七回忌:満6年目
十三回忌:満12年目
十七回忌:満16年目
二十三回忌:満22年目
二十七回忌:満26年目
三十三回忌:満32年目
五十回忌:満49年目
このように、年忌法要は亡くなった年を1回目として数えます。
そのため、十三回忌は亡くなってから満12年目、十七回忌は満16年目というように、三回忌以降は、回忌数から1を引いた年数が経過した時期に営むのが基本です。
その中で、亡くなってから満32年目にあたる三十三回忌や満49年目にあたる五十回忌は、弔い上げの節目とされることがあります。
ただし、弔い上げとする回忌は宗旨・宗派や地域の慣習などによっても異なります。
弔い上げとは、最後の年忌法要を営み、故人の個別の年忌法要を終えることを言います。
一般的には三十三回忌や五十回忌を弔い上げとすることが多いですが、弔い上げをいつにしなければならないという決まりはありません。
弔い上げは、長年にわたる個別の供養に一区切りをつけ、故人を先祖の一員として供養していくという意味合いがあります。
宗派や地域によっては、長い年月を経て故人が先祖の一員になると考えられることもあります。
ただし、弔い上げの宗教的な意味合いや考え方は、宗旨・宗派によって異なります。そのため、いつを弔い上げとするかについても、共通の答えがあるわけではありません。
年忌法要を終えるタイミングは、宗旨・宗派の考え方にもよるため、菩提寺があれば事前に相談して、具体的な日程や時期を決めるとよいでしょう。
また、ご先祖様に関わることは、家族だけで決めずに、親族の意向も考慮に入れることが大切です。
長く法要を続けていくためには、費用もかかります。また施主の体力や年齢なども考慮する必要があるでしょう。
慣習だけにとらわれるのではなく、各ご家庭にあったタイミングかどうかも、弔い上げの回忌を決める際のポイントになります。
弔い上げを行う際は、日程や参列者への連絡、返礼品など、事前に準備しておきたいことがあります。
最後の年忌法要を滞りなく営むためにも、次の点を確認しておきましょう。
法要では、僧侶による読経を行うのが一般的です。そのため、まずは菩提寺に相談し、日時や内容などを決めましょう。余裕を持って準備を進めるためにも、弔い上げの2〜3ヶ月前には菩提寺に相談しておくと安心です。
法要は故人の命日を基準に日程が決まりますが、命日が平日だったり、都合がつかなかったりする場合は、命日よりも前の休日などに前倒しにすることが一般的です。
また弔い上げは、自宅ではなくお寺の本堂で行ったり、通常よりも多くの親族を招いたりして盛大に行われることがあります。会場や規模、当日の流れなどについても、菩提寺と相談して進めていけるとよいでしょう。
弔い上げは、故人の個別の年忌法要を締めくくる節目となるため、広く親戚が集まって盛大に営まれることも少なくありません。参列いただくご親族には、予定を空けておいてもらう必要があるため、なるべく早めに連絡しておくと安心です。
案内状を送る際は、日時や会場、出欠の回答期限などを明記しましょう。会食を予定している場合は、出欠の確認が必要になるため、1〜2ヶ月前を目安に案内できると安心です。
弔い上げでは、参列者への返礼品や会食を用意する場合があります。返礼品には、お菓子やお茶、日用品など、持ち帰りやすい品物が選ばれています。
一方、地域によっては、弔い上げを故人が先祖の一員となる節目として捉え、お祝いの意味合いを含めて営む場合もあります。そのような地域では、紅白の品物や鯛を用いた料理などが選ばれることもあります。
ただし、弔い上げをお祝い事として捉えるかどうかは、地域や宗旨・宗派によって異なります。返礼品や会食の内容を決める際は、地域の慣習や菩提寺の考え方を確認しておきましょう。
一般的な法要は、回を重ねるごとに「服装は平服で」となることが多いですが、弔い上げは最後の法要ということもあり、改めて格式の高いブラックフォーマルでの参列となることもあります。
案内状などに服装の指定がある場合はそれに従いましょう。特に指定がない場合は、施主や他の参列者と服装の格式をそろえることが大切です。
迷ったときは、施主や菩提寺に確認しておくと安心です。
弔い上げでは、通常の法要だけではなく、位牌から魂を抜く閉眼供養や、先祖代々の位牌に魂を移す儀式を行うことがあります。
その場合、僧侶へのお布施は通常よりも多めにお包みする必要があります。
どのような儀式を行うかを事前に確認し、必要な費用については相談しておきましょう。
最後に、弔い上げに関するよくある質問とその答えをご紹介します。
一般的には三十三回忌や五十回忌を弔い上げとするケースが多いですが、弔い上げの時期に一律の決まりがあるわけではありません。
そのため、何回忌を弔い上げとするかは、菩提寺や親族とも相談しながら、ご家庭の事情や考えに合わせて決めるとよいでしょう。
弔い上げは、故人の個別の年忌法要を締めくくることを意味します。
しかし、弔い上げをしたからといって、お墓参りや仏壇で手を合わせることをやめなければいけないというわけではありません。
弔い上げ後も、日々のお参りやお盆・お彼岸などの機会に、故人やご先祖様を供養することができます。
弔い上げは、故人の個別の年忌法要を締めくくる節目として、多くの親族を招いて営む場合もあれば、家族だけで小規模に営む場合もあります。
大切なのは、法要の規模だけではなく、故人を偲び、供養する気持ちです。
参列者の範囲に決まりはないため、ご家族やご親族の意向を踏まえ、菩提寺とも相談しながら決めるとよいでしょう。
年忌法要は、故人を偲び、感謝の気持ちを新たにする機会です。三十三回忌や五十回忌を弔い上げとすることが多いものの、必ずその回忌まで続けなければならないわけではありません。
宗派や地域の慣習を確認しながら、ご家族や親族の意向、施主の負担なども考慮して決めることが大切です。
菩提寺がある場合は僧侶にも相談し、納得できる形で故人の供養を行いましょう。
関東・東北エリアに231カ所の施設をご用意し、地域密着の葬儀を60年以上・年間52,000件以上お手伝いしている「さがみ典礼」では、豊富な地元での経験と実績に基づき、故人およびご遺族のご意向と地元の慣習の両方にそった形で、ご家族がお亡くりになられた直後から、お客様に寄り添い、ベストなお葬式のかたちを実現できるようお手伝いさせていただきます。
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