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2026/8/5作成
2026/8/4更新

火葬には、葬儀の前に火葬を行う「前火葬(まえかそう)」と、葬儀の後に火葬を行う「後火葬(あとかそう)」の2種類があります。 多くの地域では後火葬が一般的ですが、東北地方など一部の地域では前火葬が主流の地域もあり、葬儀の流れは、地域や菩提寺の慣習、火葬場の運用などによっても異なります。 なお、前火葬の場合、火葬を終えた後に葬儀・告別式を行うため、葬儀は、ご遺骨を祭壇に安置して行う「骨葬(こつそう)」となることが特徴です。 今回は、前火葬(骨葬)と後火葬の違いや、それぞれの葬儀の流れ、地域による違いについてわかりやすく解説します。
目 次
まずは、前火葬と後火葬の違いを簡単にご説明します。
前火葬(骨葬)
火葬→お通夜→葬儀・告別式
※北海道、東北、北関東、甲信越、東海、中国・九州地方の一部などで見られる
後火葬
お通夜→葬儀・告別式→火葬
※全国的に一般的
前火葬では、ご逝去後、納棺・出棺を経て火葬を行い、その後にお通夜、葬儀・告別式を執り行います。そのため、葬儀はご遺骨を祭壇に安置して行う「骨葬」となるのが特徴です。
一方、後火葬では、ご逝去後、納棺、お通夜、葬儀・告別式を経て火葬場へ出棺するのが一般的です。
前火葬と後火葬の大きな違いは、火葬を行うタイミングです。
後火葬では、ご遺体と最後のお別れをした後に火葬を行いますが、前火葬では火葬後に葬儀・告別式を行うため、棺ではなくご遺骨を前に故人を偲びお別れをします。
次に、前火葬の場合と後火葬の場合のご逝去から葬儀や火葬までの流れを、それぞれご紹介します。
【前火葬の流れ】
ご逝去
↓
ご安置
↓
納棺
↓
出棺
↓
火葬・収骨
↓
お通夜
↓
葬儀・告別式(骨葬)
前火葬では、ご逝去後、ご安置・納棺を行い、火葬場へ出棺して火葬・収骨を行います。その後、ご遺骨を祭壇に安置し、お通夜、葬儀・告別式(骨葬)を執り行います。
火葬は、早ければお亡くりになった翌日に行うことが多いですが、火葬と葬儀・告別式を同じ日に行う地域もあります。地域や宗旨・宗派の慣習にしたがってスケジュールを組みましょう。
【後火葬の流れ】
ご逝去
↓
ご安置
↓
納棺
↓
お通夜
↓
葬儀・告別式
↓
出棺
↓
火葬・収骨
一方、後火葬では、ご逝去後、安置・納棺を行い、お通夜を行います。その後、葬儀・告別式を経て火葬場へ出棺し、火葬・収骨を行うことが一般的です。
火葬よりも前に葬儀・告別式となるため、祭壇には故人のご遺体を納めた棺が安置され、ご遺体との最期のお別れをしてから火葬を行います。
次に、前火葬と後火葬には、それぞれどのような特徴があるのかみていきたいと思います。
前火葬は、故人のご遺体を納めた棺ではなく、火葬後のご遺骨に手を合わせるという点が大きな特徴です。そのため、初めて前火葬に参列する方の中には、その葬儀の形式に驚かれる方も少なくありません。
一方、前火葬では、火葬の数日後にお通夜、葬儀・告別式を行うケースも少なくありません。そのため、遠方の親族がすぐには来られないといった場合でも、葬儀日程を調整しやすい傾向にあります。
ただしその場合、複数日にわたって対応する必要があるため、時間的な負担は大きくなります。
後火葬は、一般的に、お通夜、葬儀・告別式、火葬という流れで執り行われます。全国で広く行われている葬儀の形式であるため、初めて参列する方でも戸惑うことは少ないでしょう。
また、前火葬との大きな違いは、葬儀・告別式で故人のご遺体と対面し、お別れができる点です。出棺前には、棺に花を手向ける「花入れ(別れ花)」が行われるなど、故人のお顔を見ながら最後のお別れをすることができます。
一方、後火葬では火葬前に葬儀・告別式を行うため、火葬場の予約状況に応じて葬儀日程を決める必要があります。前火葬のように、火葬後に葬儀日程を調整することができないため、前火葬に比べて日程調整の自由度は低いといえます。
前火葬(骨葬)は、後火葬とは葬儀の流れが異なるため、特に遠方から参列する方など前火葬に馴染みのない方の中には、戸惑う方もいるかもしれません。ここでは、前火葬で葬儀を行う喪家側の注意点を解説します。
遠方から参列する方や、前火葬に馴染みのない方がいる場合は、事前に葬儀の流れを案内しておくと安心です。
・前火葬(骨葬)で執り行うこと
・火葬と葬儀・告別式の日程
・火葬への参列範囲(親族のみか、一般参列者も参列できるか)
などを伝えておくと、参列者も心構えができ、当日の混乱を防ぎやすくなります。
葬儀の流れは、同じ県内でも地域や宗旨・宗派によって異なります。どのような流れで進めるか迷った場合は、地域の慣習に詳しい葬儀社へ相談すると安心です。
さがみ典礼では、福島県・岩手県・山形県・茨城県・千葉県で、地域の風習や慣習を大切にした葬儀のお手伝いをしています。前火葬(骨葬)や後火葬をはじめ、葬儀の流れや準備についてご不明な点がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
さがみ典礼に相談する
次に、前火葬に参列する側の注意点をお伝えします。
前火葬は後火葬とは流れが異なるため、特に地域外から参列する方は戸惑うことがあります。案内状や喪家からの連絡で、火葬と葬儀・告別式の日程や参列範囲を事前に確認しておくと安心です。
地域によっては火葬は親族のみで行う場合もあれば、一般の参列者も同行する場合があります。案内がない場合は、喪家や葬儀社に確認してから行動すると安心です。
前火葬(骨葬)は地域に根付いた葬儀の慣習です。普段とは異なる流れに驚いたり戸惑ったりすることがあっても、その地域の慣習として受け止め、喪家や葬儀社の案内に従って行動しましょう。
前火葬と後火葬の大きな違いは、火葬を行うタイミングです。前火葬では葬儀の前に火葬を行い、後火葬では葬儀の後に火葬を行います。
前火葬か後火葬かは、お住まいの地域や宗旨・宗派、火葬場の慣習などによって異なるため、ご自身で選べるわけではありません。
骨葬という形に驚かれる方も多いため、前火葬に馴染みのない参列者がいる場合は、事前に前火葬であることをお伝えしておくと安心です。
また、初めて前火葬(骨葬)に参列する場合でも、地域の慣習として理解し、その流れに沿って参列すれば問題ありません。
関東・東北エリアに231カ所の施設をご用意し、地域密着の葬儀を60年以上・年間52,000件以上お手伝いしている「さがみ典礼」では、豊富な地元での経験と実績に基づき、故人およびご遺族のご意向と地元の慣習の両方にそった形で、ご家族がお亡くりになられた直後から、お客様に寄り添い、ベストなお葬式のかたちを実現できるようお手伝いさせていただきます。
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